2008年04月18日
いつものことだが、本が溢れて困っているので
本の保管場所(出品している商品とは別の本)の整理を始めました。
その本の中には、自分のコレクションも、買取した本もあり
整理するのは大変ですが、中には「この本はいつ買ったんだ?」
「持っていたんだ、この本」と驚くことが多々。
中には「懐かしい」と思う本があります。
今回見つけたのは「ENGAGE(エンゲージ) 柊あおい」です。
思い起こせば、数十年以上も前。
妹が買っていた「りぼん」を読んでいました。
(特に少女漫画が好きではなく(失礼)、漫画が読みたい頃でしたので…)
当時、好んで見ていたのが「お父さんは心配性 岡田 あーみん」と
「星の瞳のシルエット 柊あおい」です。
共通して言えるのは絵柄が少年漫画漬けの自分に合っていたからでした。
ご存知の方は、「お父さんは心配性」は分かると思いますが、
「星の瞳のシルエット」の絵柄は少女漫画の中ではわりと(自分にとっては)受け付けやすかった
のです。
どちらの作品も妹が「りぼん」を購入しなくなり、最終回を見ることなく数年経ちましたが
心の何処かで「星の瞳のシルエット」は結末が気になっていたのでしょう
「香澄と久住はどうなったの!?」って。
コミック全巻購入。
それから、また数年後、実店舗の古本屋で働いていた頃に
「ENGAGE(エンゲージ) 柊あおい」に出会いました。
この本には「星の瞳のシルエット・番外編」があり
星の瞳のシルエットの最終回から数年後が描かれていました。
古本業にかかわっていなければ
出会えていなかった本かも知れません。
―と、ここまで書いて気付いた事だが
当店のホームページのトップの左上にある文章。
「このお店で、お探しの本や新たな発見があれば幸いです。」
これって、「ENGAGE(エンゲージ) 柊あおい」を知った時の
嬉しい気持ちが原点で、同じ様な気持ちを他の人にも味わって欲しいと考え
書いたんだ、と。
隣の本は
「星の瞳のシルエット・番外編 ENGAGE(エンゲージ) 柊あおい」です。