ころころコロンブスの卵

画像: 劇場版Zガンダム

劇場版Zガンダム

2007年04月15日

先週「WOWWOW」で放送していた「劇場版ZガンダムⅢ」を見た感想です。批評ではありません。
(映画放映された時、多くの方が感想も書かれたと思います。
で今更ですが…)

上映時間が短いというのが率直な感想。「劇場版ZガンダムⅢ」(94分)
「劇場版ガンダムⅢ」(141分)でした。
若い人の集中力が昔の人より短くなっているのが理由なのか
判りませんが、約46分の差は大きいです。
(ほぼアニメ2話分にあたる)
よく、Zガンダムの話を入れる事が出来たなぁ…と感心します。
その分、次々と進んで行く物語を追う感じで、自分は第3者視点で
物語を覗いている気がしました。

良かったのは点は、
新作シーンでのモビルスーツ戦バトル!
言いたい事が伝わるか判りませんが、昔の映像のバトルが
平面(横)だとすると新作は立体(3D)を感じさせるものでした。
またTV版ではほとんどのキャラクターが何故かヒステリック(よく
殴るし、口ゲンカする)な感じで心苦しい感じがしましたが
(Zにも「ミライさん」や「リュウ」さん的な人がいれば…)
時間的問題でその様なシーンは、ほぼカットされて良かったです。
おまけ・「エマ・シーン」が新訳ではかわいかった。

残念な点は、「Zガンダム」を大好きな方には申し訳ございませんが
TV版では物語の柱となりそうな話(傑作)が少なかったのでは?と
思います。
ここで私がいう傑作とは、その世界で生きていた人の「生き様」がえがかれている話を指します。
「ガンダム」でいえば「ランバ・ラル」から「女スパイのミハル」など。

最後のシーンは私は好意的に受取っています。
そもそもTV版「Zガンダム」も最終回はあんな悲惨な終わり方では
なく、ハッピーエンドに近い、
もっとふわっとしたものになる予定だったと聞いた事(本で)が
あります。(シナリオ一項目ではエマさんは死ななかった)
ただ、続編が決まったので(「ガンダムZZ」)、主役のカミーユを
退場させなくてはいけなく、
大幅に自員整理しなくてはいけなかったので、あのような終わりに。
―ま、それだけではないでしょうけど。

「出資者は無理難題をおっしゃる」(クワトロ談)

隣りの本は「パーフェクト・アーカイブ・シリーズ 機動戦士Zガンダム 劇場版」
です。
この本の全ページが新作映像部分で構成されており、
お徳感が感じられます。ファンなら買って損はしないと思います。


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