ころころコロンブスの卵
AX(月刊エーエックス 1998年8月号(No.5)
2008年06月04日
●巻頭特集「ブレンパワード」
その他の特集としては「劇場版 機動戦艦ナデシコ」など
●取り上げられたアニメ作品
「南海奇皇ネオランガ」「魔法のステージ ファンシーララ」「ヴァイス クロイツ」
「カウボーイビバップ」「アキハバラ電脳組」「星方遊撃隊エンジェル・リンクス」
「lain」「ガメラ3」他
●AXフォトグラフィックス
鈴木麗子・今野宏美・岡田純子
●広井王子のシネマイト・スコープ
対談相手:蛍雪次郎
「役者の世界を覗きます」
●KEYWORD COMMENT Vol.2
アニメ音楽というジャンル
「アニメ音楽」というジャンルが確立されたのはいつの頃からだろうか…。
様々な音楽的要素が絡み合うこの世界「アニメ音楽」の実像に迫る!
・「アニメ音楽」と「一般音楽」との差とは?
・ジャケットのビジュアルと作品自体の内容の関係
・サウンドトラックはアーティストに人気が高い
・ドラマCDというものの正しい楽しみ方!?
・「声優」ブームは、古き良きアイドルブームの再来なのか!?
などありますが、今回私がここで紹介いたしたいのは
・アニメ主題歌の最新事情 タイトル連呼型はもう聴けない!?
―話は変わりますが、昨今のアニメ主題歌というのは随分一般的なポップス路線が
増えてきていますよね。昔は番組タイトル連呼型の歌がたくさんあったものですが…。
佐々木「テレビという謀体でいうと、そのアニメがどこに向かって発信しているのか、
ということが重要になるわけです。家族向けや土曜、日曜の夜7時台のアニメということになると、
より一般的な認知度を高めようというのがテレビ局側としてはあるわけです。
そうなると、より有名な歌手を使うことによって、一般の認知度を上げていきたいというのが
あります。
ただし、大物のアーティストとなると、すでに自分のアイデンティティが確立していますから、
アニメ自体の方向性と楽曲がそぐわないということもあります。
~中略~
これが上手くいくと、「新世紀エヴァンゲリオン」のような成功例にもなりことがあります。
その大ヒットによって、アーティスト側にも「アニメ市場」というものが軽視できないという
認識ができ始めた。
昔は気にしていなかったアニメーションタイアップというのが有効な手段だということで、
色々なアーティストの事務所さんなり、レコード会社さんがアニメに興味を持ち出した、
というのが一般的な歌手や歌謡曲っぽい主題歌が増えてきている理由のひとつなんじゃ
ないでしょうかね」
コメンター:ビクターエンターテインメント アニメーション制作部
プロデューサー 佐々木史郎
●メモリアルヒーロー 第1回
仮面ライダー 「変身ブーム」を巻き起こした永遠のヒーロー
その他の特集としては「劇場版 機動戦艦ナデシコ」など
●取り上げられたアニメ作品
「南海奇皇ネオランガ」「魔法のステージ ファンシーララ」「ヴァイス クロイツ」
「カウボーイビバップ」「アキハバラ電脳組」「星方遊撃隊エンジェル・リンクス」
「lain」「ガメラ3」他
●AXフォトグラフィックス
鈴木麗子・今野宏美・岡田純子
●広井王子のシネマイト・スコープ
対談相手:蛍雪次郎
「役者の世界を覗きます」
●KEYWORD COMMENT Vol.2
アニメ音楽というジャンル
「アニメ音楽」というジャンルが確立されたのはいつの頃からだろうか…。
様々な音楽的要素が絡み合うこの世界「アニメ音楽」の実像に迫る!
・「アニメ音楽」と「一般音楽」との差とは?
・ジャケットのビジュアルと作品自体の内容の関係
・サウンドトラックはアーティストに人気が高い
・ドラマCDというものの正しい楽しみ方!?
・「声優」ブームは、古き良きアイドルブームの再来なのか!?
などありますが、今回私がここで紹介いたしたいのは
・アニメ主題歌の最新事情 タイトル連呼型はもう聴けない!?
―話は変わりますが、昨今のアニメ主題歌というのは随分一般的なポップス路線が
増えてきていますよね。昔は番組タイトル連呼型の歌がたくさんあったものですが…。
佐々木「テレビという謀体でいうと、そのアニメがどこに向かって発信しているのか、
ということが重要になるわけです。家族向けや土曜、日曜の夜7時台のアニメということになると、
より一般的な認知度を高めようというのがテレビ局側としてはあるわけです。
そうなると、より有名な歌手を使うことによって、一般の認知度を上げていきたいというのが
あります。
ただし、大物のアーティストとなると、すでに自分のアイデンティティが確立していますから、
アニメ自体の方向性と楽曲がそぐわないということもあります。
~中略~
これが上手くいくと、「新世紀エヴァンゲリオン」のような成功例にもなりことがあります。
その大ヒットによって、アーティスト側にも「アニメ市場」というものが軽視できないという
認識ができ始めた。
昔は気にしていなかったアニメーションタイアップというのが有効な手段だということで、
色々なアーティストの事務所さんなり、レコード会社さんがアニメに興味を持ち出した、
というのが一般的な歌手や歌謡曲っぽい主題歌が増えてきている理由のひとつなんじゃ
ないでしょうかね」
コメンター:ビクターエンターテインメント アニメーション制作部
プロデューサー 佐々木史郎
●メモリアルヒーロー 第1回
仮面ライダー 「変身ブーム」を巻き起こした永遠のヒーロー